「姫!」



『んっ美幸?どうしたの?』

「花蓮が連れ去られたの!」

『何ですって!』

「姫はここに居てね私達は鬼って言う奴の族の倉庫に乗り込むから!」

『私も行くわ』

「ダメ!姫は熱を出してるんだから!ここで待ってて!」

そんな…こんな時に私は何もできないの…

『でも…』

「姫のことが心配なの…」

『わかったわきおつけてね』

「うん!」

そう言って美幸は外に出た

私も花蓮が心配なのよ
ごめんなさい。約束破らせてもらうわ

バサッ

パジャマから私服に着替え私も外に出た

あら?鬼って言う倉庫どこなのかしら?

『アンジュは知ってる?』

「ミャ〜」

しまった

えっと〜どうしましょ

「あれ?姫じゃんどうしたの?」

ん?誰?

そう思い振り返るとそこには