「大きくなりたいよねぇ〜」

っとその瞬間

「大きくするに俺手伝うよー!」

この声昴?

「えっ!すばるくん知ってるのぉ〜?」

「知ってるよー!それはねーゴボコボッ」

?何か凄い声が聞こえたような


と言うか繋がってるのねここ

「昴くん?」

「要さんねきっと」

ふふっそうねまぁ大丈夫でしょだってあの人
生命力は強いもの

「要てめー!」

「、、、花蓮は俺のだ」

「それじゃあ狙い変更だ!ひめー!今度どうだ俺と夜を明かして…」

バゴッ

「いってー!何するんだ!爽他!そんな分厚い本で殴ることはないだろ!」

「ごめんごめん滑っちゃった」

なんだかうるさいわね
アンジュのことも気になるしあがりましょ

ザバッ

「あれ?姫もう上がるのー?じゃあ私もー!」

「私はもう少し入っとくねぇ〜!」

『わかったわ。のぼせない程度にね』

「うん!」


ガラガラ


私服に着替えロビーに美幸と向かったその時


「夏樹さん…」

えっ!

美幸の目線の先には夏樹と夏樹の彼女

やばい

「夏樹さん彼女いたんだ」

美幸の顔を見ると泣きそうな顔をしていた

『みゆき…』

「知ってたんだ姫…」

『あのそれは』

「どうして教えてくれなかったの?」

『ごめんなさい』

「何で謝るの?」

美幸の目には涙が溜まっていた

ズキッ

傷つけてしまった…大切な大切な友達を傷つけてしまった

「ちょっと外出てくる」

『美幸!』

「ついてこないで」


そう言ってみゆきはホテルを出た

私は動けなかった。追いかけることができなかった。大切な友達を一人にしちゃいけなかったのに


私は最低な事をした…