そうこうしているうちに一週間が経ち

ついに期末テストがやってきた

『美幸?大丈夫?』

今目の前にいる美幸は目の下にはクマ

顔は真っ青で少し痩せていて

英語の単語を覚えている最中だった

「イェース大丈夫〜私は元気元気〜!」

どう見ても大丈夫そうじゃないわねフゥ〜仕方ないわね

サッ

「?姫?」

『はい。特製の蜂蜜ジンジャーエール』

「えっこれ」

『内緒よ?』

本当は持ってきてはいけないけど今回は内緒にしときましょ

「うん!」

ゆっくりと美幸は飲み始めた

ふふっ私がそれだけだと思うのかしら?

サッ

「姫!?」

?マッサージ嫌いなのかな?まぁいいわ
『力抜いて大丈夫。頑張ってたの私知ってるわ』

この一週間真面目に勉強してわからないところはすぐに私に聞いてきたりしてた

私は努力する人は好きよ

「ありがとう」

『ふふっ結果はついてくるわ』

「うん!姫大好き!」

キーンコーンカーンコーン

『それじゃあ席に戻るわ』

「うん!お互いベストを尽くそ!」

『えぇ』

ガラガラ

「はーい!みんな〜!がんばりましょー!」

「ゆさりん!私今日は自信あるよー!」

「黒羽先生だってばー!そう!それじゃあ!美幸ちゃん!頑張りなさい!」


「では始めてください」

はぁーテストって暇なのよねいつも

すぐに終わっちゃうし

そう思いながらテスト用紙を開いた