「玲ちゃん?どうした?」 「……葵どっか行っちゃうんでしょ、もう会えないなんて嫌だよ」 震えた声でそう伝えると、葵は少し固まり、そして嬉しそうな表情を見せた。 「あ、葵…?」 「そんな事考えていたの?俺まだ何も言ってないよ」 葵が私の頭を撫でながら覗き込むように言った。 玲「それ以外の話なんて浮かばないもん」 旅行に行くとか?でもそんな事わざわざ話さないよね。 葵「玲ちゃん、よく聞いてね。」 玲「うん…」