部屋に入れてソファーに座らせた。

「紅茶とコーヒーどっちがいい?」

「紅茶」

「はい、どうぞ。」

「ありがとう」

一応、飲み物を出したが葵は何しに来たのだろう。

「葵、今日は何しに来たの?」
玲の柔らかい髪を触りながら聞いてみた。
ふわふわする。好き。

「んー、玲に会いたかったっていうのはもちろんなんだけどね、聞いてほしいことがある。」

「聞いてほしいこと…?」
予想外の事を言われ、思わず触っていた手をおろした。

「そう。重大な話かも。」

「何それ怖い。」

「俺もすっごく怖いよ。ハラハラしてる。」

「ちょっと待って、深呼吸する。」

重大な話っていうのに少し不安になる。
引っ越すとか…?もう私とは会えないとか?

どうしよう、考えているうちにだんだん視界が霞んできた。