3駅先に図書館があったなんて知らなかった。

いや、図書館がどこにあるかなんて知ろうとしたこともなかった。

着いた図書館は綺麗で居心地が良さそうだった。

「ちょっとまってて、本返してくるから。」

そう言って林田くんは受付に走っていった。