お姫様の裏の顔

~その頃の龍輝~
「はぁー疲れた」
「あのパンダたちうざい。香水きついし」
「おい!屋上の扉が壊されてるぞ」
「ほんとだ~!」
「あっあそこに誰か寝てるよ!ドアのこと聞いてみる?」
「うわ、女!」
「まぁまぁ」

「おい、おきろ」
んー?誰だよ私の睡眠の邪魔したのは

(げっ龍輝じゃん。最悪)

「おはよー。ねぇねぇあそこの扉壊したのって君~?」

「は?私が壊せるわけ無いじゃん」

「でもー僕たちが朝来たときにはこわれてなかったよ。時間的に的にも壊せるのは君だけじゃない?」

「はいはい。すみません。私が壊しました」

「そうか。ところであの扉を壊すなんて、お前何者だ?」

「女子高校生」