同時刻
「星・・・、またあんた、星見てたの?」
「まぁね」
「そう・・・」
と、短い会話を母とした後、俺は風呂に向かった。
風呂場に入った時に「ただいまー」と、呑気な声で父が帰ってきた。
また、どこかで、会社の人と飲んできたのだろう・・・、
もともと、父と母の趣味に学校は全てバラバラだった、
けど、母と父が出会ったのはほんと小さな、くだらない、出会い方だった。
母の趣味は、アクセサリー集めだった。
父の趣味は、年をとるごとに変わるが、当時の父趣味は、占いに出たラッキーアイテムを探し出すと言う、謎の趣味をしていた。
変人なのは今も同じだが・・・、
まぁ、母と父は、小さな雑貨屋さんで、バッタリ会い、1つの品を求めて喧嘩して、
よくわからんが、それ以来、その店で何度か会っていたみたい・・・、
そして、恋人になったみたい。
父母みたいな恋愛をする奴のような仕方や、日下部や前原みたいな合コンであってから、恋愛をする奴の仕方の二種類がある。
俺はどっちだろ・・・