空のお星様

ーキュッ

蛇口を閉めて、改めて自分の顔を見てみた
目がパンパンに腫れて、目尻から真横に涙の跡が残ってる

「とるの時間かかりそ…。ま、柚(ゆず)と出かけんのは夕方だし、それまでには…とれるよね?」




今日から夏休み。なのに私は、いまから部屋の片付けをする。


やったらお小遣いもらえるってばぁちゃんが言ったから♪




「おも…いっ!!!」
「ってヤバ!!ホコリがっ!!
ゴホ ゴホ…」


うぅー!キツすぎる!!
でもこれも、すべてはお小遣いのため!!
頑張るのよ、美依!!


動かしたタンスのうしろを拭こうと手を伸ばすと…

何かとがった物が手に当たった。
「なんだろ…。」
引っ張って、やっとの事で取り出してみると、その物体は、一枚のハガキだった。
だいぶ昔のものなのだろう。若干紙が黄ばんでいる。

私は気になって、その場に座って、ハガキのに書かれた文を読み始めた。