「おっはよ〜!沙弥ちゃん!」
来たよ。。。
今はお昼休み。鞠莉とお弁当を食べてるところ。
「おはよう高橋くん」
ニコニコの笑顔の鞠莉。
「おはよ」
「沙弥ちゃんは素っ気ないなぁ…」
いや仕方がないって。
「和也!昼休みバスケしようぜ」
なんて友達に誘われてる。
なぜ、昨日休んでたのにすぐ友達ができるわけ?
わたしなんてクラスで話せるの鞠莉と高橋和也くらいなのに。
コミュ障…辛い…
「爽良くんとはどうなってるの?」
「は?なんでそうなるわけよ」
「ん〜気になる2人のこと」
気になるもなにも特に何も無い。
家に帰って基本的に自分の部屋入ってるからなぁ……
「あ、そうだ!」
忘れるところだった
「今週の土曜爽良誕生日じゃん」
その日は盛大に祝ってあげなきゃ
「仲がいいねぇ…」
鞠莉はウインナーを口に運びながら言う。
「私もたっちゃんと…もっと仲良くなりたいなぁ…」
なんて言うもんだから良いよねぇ可愛い子は何やっても可愛いから。
