あの日からずっと


「てことでよろしくなー」

と言いながら家に転がり込んできた爽良。

時刻は20:00を過ぎたあたり。

1度昼寝をして夕飯を食べて風呂でも入るかーって思ってたらこの有様。

「すっかり忘れてたんだけど」

寝て起きて「嘘ならいいなー」って何度思ったことか!!!

「まぁまぁ…いいじゃん?1週間だけだし!」

私はね、1週間も無理なわけでありますよ。

「風呂入るから邪魔しないでね!」

「冷たいねぇ沙弥は〜」

カチンと来た私はお風呂に入ったあと自分の部屋で爆睡した。

朝になったら嘘でありますようにと願いながら。