忘れてしまえば…楽になれるのに 何も知らず、 凪原に目を覆われて、物事の綺麗な面だけを見ていられたら どんなに楽になれるだろう 偽善者であることをやめられずに苦しむくらいなら、幸せな愚か者でありたい 薄く開いた体育館の扉から見える灰色の空の気持ちが分かるような気がして、菜々のようにこの天気が嫌いだとはどうしても言いきれなかった