悪魔失格 – スクールカースト –


『…私、どうすればいい。』

胸の鼓動に気づかないふりをしながら背の高い凪原を見上げる


白にも黒にもなれない私


いじめはなくせないと凪原は言った

だったらどうすればいい


「有明はそのままでいい。
無理に罪悪感を抑えることも、宮田たちの前でいじめられてる奴を助けることもしなくていい。」

『でも、それじゃ今までと何も変わらない。』


凪原が私の顎にすっと触れてクイッと持ち上げ、目線を合わせる

ドクンッ


まただ、私の心臓は壊れておかしくなってしまったんだろうか