『菜々達は確かに最低なことしてる。
でも菜々達なんかより私の方がもっともっとどうしようもないサイッテー女なの
菜々達の前では何も言わずに涼しい顔してるくせに、自分の中にある罪悪感を拭おうとして、自分だけいい子でいようなんて甘いこと考えて、いじめられてる子達に優しくしてた。 一番クズなのは私…っ!』
ずっと抑えてきた感情が爆発する
毎日、チリのように静かに積もっていった行き場のない感情、罪悪感
誰にも言えなかった
苦しかった
『私は…弱いから
菜々達の前であの子達をかばうことができなかった。
なんだかんだ言って、私は菜々達を嫌いになれない。あの子達は私に優しくしてくれたから。カーストを降りる勇気もない。
だったら徹底的に罪悪感を押し殺して無感情に人をいじめてやろうと思った。 だけど…だけど…』
目から涙が溢れ出して止まらない
言葉に詰まって黙り込む。
