ゴミ箱を戻し終えた彼が振り向いて言う 「有明は、 他の女みたいに馬鹿じゃないってこと」 彼が言い終えるとチャイムが鳴った 先生が入ってきて、またいつもの流れで1日が進んでいくんだろう 私を通り過ぎた凪原の背中を見つめて、凪原の言葉の真意を考えたが彼がなにを言いたいのかその時の私にはさっぱり分からなかった