悪魔失格 – スクールカースト –

次の時間は昼休みで、いつもなら菜々達やサッカー部の連中とご飯を食べることが多いのだが、さきほどのことがあって顔を出す気になれない。


このタオルを今日中に洗濯して返さなければ色々と面倒なことになりそうだなと思い、私の足は家庭科室に向かっていた。



家で洗えば、1つ年下のサッカー部の弟が目ざとく見つけて追及してくるに決まっているし、いつまでも持っていては凪原自身にも迷惑をかけてしまうだろう。



教室の奥に設置された数台の洗濯機を素通りして、その脇に立てかけられたタライを床の上に置いて水を張ると、しゃがみ込んで洗剤の量を調節しながら丁寧に手で洗っていく。