体育館の中は、ムシムシして息苦しさを
感じるほどだった。


校長先生の話が始まって
まだあまり時間が過ぎてないのに


澪が横目で見ると、他の学年やクラスに
ちらほら、床にしゃがみこむ姿が見えた。


「わたしも、…少し気持ち悪い。」
「でも、もうちょっとがんばろ。。。」


校長先生の話は全然進まない。