~沙奈が屋上を出ていった後の話~
あの地味子が逃げていったあと、俺達は呆然と立ち尽くしていた。

奏「逃げていっちゃったねぇ？」
翼「てめぇーらが、しつこく質問しまくるからだろ？」
名「だってぇ…」
翼「まぁいい。凌雅、地味子の名前
安藤沙弥をハッキングしろ」
凌「今やってますよ。ちょっと待ってください。」
名、奏「「沙弥ﾁｬﾝって言うんだ！」」
大「逆に知んなかったの？」
名「全然全く知んなかったわ。」
翼「放課後まで、サボるぞ」

放課後~
凌「翼！」
翼「どうした！？出てきたか？」
凌「全然出てきません！
名前、年、どこ高校か、家族名しか
出てきませんでした！」
翼「ってことは、世界Ｎｏ．4よりも上のハッカーが隠してる可能性が高いな」
凌「えぇ、その可能性がダントツ高いかと。」
名「沙弥ﾁｬﾝって、暴走族入ってるかなぁ？」
大「謎が多いやつだな」
翼「よし！俺達は、安藤沙弥を姫にする！」
凌「そうですね、そっちの方が情報が入りやすいかもしれないですね」
名「沙弥ﾁｬﾝどこにいるかな？」
大「理事長室じゃないか？」
奏「なんで？」
翼「なるほど、理事長と知り合いっぽいからか。行ってみるか。」
奏以外「「「はい（おう）」」」
奏「やだなぁー、でも沙弥ﾁｬﾝのため」
俺達は、沙弥を姫にすることに決めた。

陽火side end