離婚前提策略婚。【改訂版】

──ま、まさかわたしじゃないよね?


「あー!いたよな!なんか珍しい名前の!」

「すげぇ名前負けだよな!なんて名前だったっけ?か…かな?」

「ちげぇよ、そんなよくある名前じゃなくて、か…」

「華乃のことか?」


──っ!!


「そうだ!華乃だ華乃!」

「あの女、崇憲に相当はまってたよな!」

「何されても離れないんだろ?貢ぐわ足になるわ処理機になるわ、最高の道具だよな」

「今日は?迎えに来ないのか?」

「あ~、いい加減うざくなって捨てたわ」


──。


「まじで?!もったいねえ!」

「崇憲鬼畜すぎだろ。あんな尽くしてもらって捨てるとか、ありえないって」

「捨てるくらいなら俺にくれたら良かったのに!俺もああいう女欲しかったんだよ!」

「淳史も地獄に落ちろ」

「いや、あそこまで都合のいい女、そうそういないって。今からでも俺にくれよ。最近金なくてさ」