「.....だだい"ま"ぁ~」
ドタドタドタ.....
うるさく音をたてて降りてきた

もちろん相手は.....

「おねぇちゃん!おかえりぃぃ!」
「えみっ!ちょっ苦しいぃぃ"」
帰ってきて早々.....
妹に抱かれるなんて.....

よっぽど良いことがあったんだろう.....

給食がよかった!
とか、
靴が1秒で履けた!
とか、
くしゃみ8連発こえたよ!
なんて、どうでもいいことを言われるんだろう。
ふっ.....
くだらない。

「おねぇちゃん飲み物もっておねぇちゃんのへやしゅーごぉ~」
「ちょっなんで私の部屋なの?」
「だってぇ~うちの部屋はぁ服とか散乱してんじゃん?」


自覚してるならたため。

「はいはい。で、今日は何?トイレ秒速で何秒?」
「ううん!今日はそんなのじゃない!ついでに、34秒だった!神でしょ~ww」
「.....あっそう。」
「実はねぇ~」
「んん~?」
わたし、そこにあるジュースを片手に宿題をしながら聞いていた。
「彼氏できたぁ~!」
「それで?」
.....
くだらない。
彼氏?
ふっ....

ん?


か れ し ?





.....。
「(ごほごほっ)」私思わず喉にジュースがつまった。
「おねぇちゃん!?へーき?」
「ちょっ!かえぇしぉ?」
「え?なんてった?」
「えみ!よく聞いて?」
「なぁに?」
「本命?」
「うん。」
その目はいままで見たことのない。
そう。
何て言うんだろう?