「どうせ2時間も戻ってこないってことは、
ちょっとくらい黒板を使っても怒られたりは
しないよね?

黒板で説明した方が多分分かりやすいだろうし!」


茜も、別に怒られたりはしないでしょ
黒板にお絵かきしようとかじゃないんだから、
と言ったので結衣はそうだよね、といいつつ
黒板に文字を書き出した

結衣は黒板に文字を書きながら、
茜に訊ねた

「もう普通に書いちゃってるけど、
魔法歴史じゃなくて、普通の歴史でよかった?」

「うん、大丈夫!
どっちも私苦手だから、どっちでも大歓迎!
あっ、でも今日じゃなくてもいいから、
魔法歴史も教えてほしいな!」

「いつでも教えてあげる!

てことで準備はいいかな?」