29日目のハッピーバースデイ




それらをすべて含んだ集大成が、“手紙”ではないかと私は思う。


文字には、書き手の表情や気持ち、想いなどが宿るのだと、いつかなぁちゃんが言っていた。



なぁちゃんがくれた一通の手紙。



そこには、どんな想いが込められているのだろう。



たとえもう二度と会えないのだとしても。



声を聞くことができないのだとしても。



なぁちゃんの“言葉”が、“文字”が、

そこには綴られている。



それは紛れもなく、なぁちゃんの“想い”そのもので、なぁちゃんが手紙というひとつのツールに託した願いなのかもしれない。