29日目のハッピーバースデイ




神様は、残酷だ。



私となぁちゃんの誕生日を、同じ日にしたのだから。



今までなら、何よりも嬉しかったことが、今では何よりも辛い。



まるで、皮肉な運命に弄ばれているみたいに。




それでもやっぱり、なぁちゃんとの出会いは奇跡だったと思うから。



なぁちゃんとの出会いを、そんな風には思いたくないから。




だから私は、最後の日記を書こうと思う。



ううん。最後の手紙を。



愛するあなた宛てに。