部屋に戻って、なぁちゃんからの手紙を見つめる。
涙は、止まることを知らない。
ぼやけた視界の中でもはっきりと見える“莉葫へ”の文字。
少し震えていたのは、なぁちゃんが必死に書いたからなのだとわかる。
ゆっくりと、封を切る。
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大好きな莉葫へ
ハッピーバースデイ。
いつもいつもありがとう。
葉㮈
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“ハッピーバースデイ”
その言葉が、私の視界をついに閉ざした。
