なつみかん

文化祭の片付けが終わったナツは、アキを探していた。そんな時、アキの声が聞こえた。
声をかけようとしたら…アキとユキが話しているのが聞こえた。

「アキのことが好きなの。」

遅かった…。間に合わなかったのだ。
気がついたら、その場から逃げ去るようにひたすら走っていた。
おかしいな…涙が急に溢れだしてきて止まらないや。

すると、突然なにか温かいものにぶつかった。
「ナツ…」
「アキっ!?な、なんでいるの!?」
「なんでって、なにが?」
「さっきの…」
「あぁ…聞いてたのか?」
「うん…。アキ、ユキちゃんと付き合ってるんでしょ…?」
「違うよ。断ってきた。好きな奴がいるからごめんって」
「え…?」