『――…おいっ! プレゼント係は!?』 健ちゃんは急かすように 声をかけた。 後ろにプレゼントを 隠している部員たちが メグさん・由香さんの前に ズラリと並ぶ――…。 「もうダメ――…; 泣くの我慢してたのに 限界……っ」 由香さんは 涙を拭いながら 照れくさそうに笑った。 『それでは、 プレゼント贈呈っ!』 健ちゃんは 元気よく声を出した。