――――… 私たちは ひとり一個手にした クラッカーを一斉に 鳴らしたんだ。 一瞬にしてカラフルな テープが飛び交い、 それと同時に 大きな破裂音。 何がなんだか もちろん分かっていない 立ち尽くす2人――…。 『ほら、先輩っ! 降りてきてっ!』 部員たちは2人に 手招きをして、 1階に導いた。