「てっきり先輩たちも もう知ってるのかと 思ってました…; 川上先輩も知ってるし…」 『えっ! 川上くんも 知ってるの!?』 あれ――…? 川上先輩のことだから、 みんなに話したのかと…(笑) 『なるほどねー。 だからさっき 親密そうだったんだ?』 メグさんは からかうように 私を見つめた。 「――…; そんな雰囲気、 出てました?」 出さないように 努力してるんだけどな…、 って少し落ち込む。