――――――…
『 ばいば~い! 』
子供達はボールを抱えて
手を振る。
私と勇介も「またね!」って
手を振り返す。
『おにぃちゃん、
またサッカーしようね!』
「うん。」
勇介がそう言うと、
2人はパァっと明るく笑う。
するとシュウ君は
ユースケ君に耳打ちをした。
『おにぃちゃん!
その人、かのじょ!?』
2人は掌を口に当てて、
恥ずかしそうに笑ってる。
「うん。
僕の、かのじょ!」
そう言うと勇介は
私の手を繋いでみせて、
「ね?」という風に
2人に見せた。
『 わぁ~! 』と
目の前の2人は
大興奮のまま
走って帰っていった。


