―――――… 『愛奈~!』 川上先輩の呼ぶ声がして 部室から返事をして 外に出た。 部室から見下ろすと、 先輩と健ちゃんが 肩を組んで 二人で立っていた。 『長川! アイツはほっといて 俺たちと帰ろう♪』 『うん、そうしようか♪』 二人は酔っ払いのように のん気に笑ってそう言った。 「北山くんはっ?」 私がそう言うと 二人は同時にため息… なんかごめんなさい;