‐部恋。 Round 02‐



―――――――…

♪~♪


『もしもしー?』

「あ、もしもし?
 いま大丈夫?」


『ちょっと待って。
 今から部屋戻るから。』

勇介の階段を
あがる音が聞こえて
思わず頭の中で
想像してしまう。


『着ーいた。
 どうした?
 急に電話して。』

「ううん。
 特に急いだ電話じゃ
 ないけど
 すぐに話したくって。」

『うん…?』


「穂波ちゃん、美人だね!
 びっくりしちゃった!」

『なんだ…;
 穂波の話かよ;
 
 あー、もしかして
 穂波と話したいとか?
 隣の部屋いるから
 替わるけど――…』

「ま、待って!
 今すぐじゃ緊張するから、
 もう少し
 仲良くなってから…;」