みんなは懐中電灯で メイプル君だけを 照らしていたんだ。 涙が溢れてしまいそう だったけど メイプル君を ギュッと抱きしめて 涙を堪えた。 1階に下りると、 部員たちが全員揃っていた。 『 サプラ~イズ♪ 』 部員たちはそう言って 嬉しそうに笑っていた。 さっき帰れないと 言われたばかりの 勇介・健ちゃんも そこにはいたんだ。