‐部恋。 Round 02‐



「えっ、その承諾って…」

『うん。勇介から!』


眩しいくらいの笑顔を向ける
川上先輩…。


健ちゃんは一歩前に出て
勇介を探すように
身を乗り出した。


『ふざけんなよっ、勇す…』

「いいですよっ」

『おいっ!!!(笑)』



『まじでっ!!!?』

川上先輩はガッツポーズ(笑)


「はいっ」


なんていうか…、
ハグってすごく
いいものだと思うんだ。

彼氏いるからダメなんて
聞いたことがないし、
嬉しいときとかなんか
誰にでも
ハグしたくなっちゃうもん。

先輩には感謝で
いっぱいなんだ。