「でもその顔、すっごい 嬉しそうだよ?(笑)」 私が勇介の顔を指差して そう言うと 勇介はブッと吹き出す。 『嬉しくて悪いかよ(笑)』 おっ、今日は 否定しないのね、勇介くん。 「大好きな健ちゃんも 待ってるんだし すぐ追いつかなきゃね♪」 私はそう言って 勇介にチョコを渡した。 『えっ、すごっ! お前こういうの 得意なんだな~。 今日のカードも そうだし…。』 勇介は手作りの ラッピングに 驚いていた。