「あたし真ん中がいいっ!」 私がそう言うと 健ちゃんは二人の間に 入れてくれた。 両サイドの二人は 私の肩に腕を回す。 「なんか両手に花だねっ♪」 私がそう言うと 二人は微笑む。 この時なんだか私は 感動したのか 感激したのか 分からないけれど、 涙が出そうだったんだ。 ずーっとこうやって いつまでも三人で 一緒に居れるといいな。