私は肩にのせている 勇介の腕を離そうとしたけど 勇介はグッと引き寄せて 離そうとしなかった。 せっかく久しぶりに 3人で楽しく帰りたいって 思ってたのに……! 「もうっ!重たいってば! 仲良く帰ろうよっ。 しかもいつもは手繋いで 帰ってるだけじゃん!」 私がそう言うと勇介は 隣で大笑いしてて……。 しかも健ちゃんまで; 「ちょっと! なにがそんなに おかしいのっ!?」 いつの間にか 自分だけが熱くなってるし;