―――――――…


そして放課後になって
健ちゃんと部室に向かう。


すると背中を
ポンッと叩かれて
後ろを振り向いた。


同じく部室に向かう
先輩たちだった。


『愛奈ちゃん!
 今日は部活日和だねっ!』

『なんかあったら
 手伝うから
 何でも言ってな?』


「あっ、
 ありがとうございます…?」


走って部室に向かっていく
先輩たちの後ろ姿を
私と健ちゃんは
呆然と見る。