「おーはよっ!」

私は北山くんの背中を
軽く叩いて挨拶をする。


北山くんは驚いたようすで
『おはよう』と挨拶した。


「伝言聞いたけど
 どうした??」

『…いいからとりあえず
 渡り廊下行こ。』


まだ目を合わせてくれない
北山くんを見て
ちょっと寂しかった。



渡り廊下に着いたと思ったら
この寒い冬に
渡り廊下の窓を開けて、

窓の外を
見下ろす北山くん(笑)


なーんか変…。