―――… 『着いた。』 一つ目の公園とは 違って小さな公園。 人通りも少ないので 寂しい公園なのだ。 『 あっ!! 』 勇介は叫んで 土管の公園と同じように その方向に向かって 走っていった。 「―…次はなに~?」 少し呆れた口調で そう言うと、 勇介が指差す方に ハッとした。 「――…階段? 昔はなかった…―」