『アァ~――…』 土管の中に入って 自分の声を 響かせている勇介。 勇介は時々、 小さな子供みたいなんだ。 傍にいるだけで 落ち着いていられるような すごく頼もしい勇介…。 傍にいて 守ってあげたくなるような さみしい目をした勇介…。 色んな一面を すべて知ってから 付き合ったわけじゃない。 でもどの勇介も 私は大好きなんだ。 守ってほしい、 守ってあげたい。 きっとこの先も ずっと変わらない。