―――――――… 『――…なるほど。 ここが一つ目の公園か。』 ほうほうと頷きながら まだよく分からない テンションの勇介。 「一つ目って――…、 もう一つの方も行くの?」 その隣で苦笑いの私。 『―…わっ! なにあれっ!?』 そんな私をよそに 勇介が公園の中へ 走って行ってしまった。 勇介が向かったのは 公園にある大きな土管。 直径が1mくらいの 大きな土管3本が 三角に重ねられているのだ。