「え?ちょ、蘭子様!?」

「気安く呼ばないで!あたしを詐欺かなにかに嵌める気なの!?

よくよくみればこれらのグッズ、既製品にリボンとかを足しただけじゃない!

嘘をついたのね...。限定版とか言って!金だけ取ってぼったくるつもりだったんでしょう!」

「そ、そんなつもりは」

安住さんが言葉を濁らせた。

やっぱり。最低だ。

舞い上がって馬鹿みたいだ。