第4話

交差する感情

志帆おはよう❗今日も変わらず教室に入り、元気に挨拶すると、おはよう美穂・・・・と上の空だ、どうしたの?どこか具合悪いの?
志帆は、なんか胸キュンしちゃって、落ち着かないの、はぁ、達也君に恋しちゃって、どうしよっか、でもまだ告白するには早いし、私って罪な女の子、と話している。
話しを聞いて、美穂は、同じ事を考えている。内心、どうしよう、志帆は親友だし、でも達也君とも付き合いたい、二人の感情は交差する一方だった。
親友は、裏切れない、でも犠牲にしても彼氏というブランドが欲しい。
二人の心は、揺れていた。
美穂と志帆姉妹のような二人は、お互い様子を見る事にした。

第5話

二人の決断

おはよう達也君、二人は、達也に挨拶する。おはよう、美穂ちゃん、志帆ちゃん、
3人とも、昼休みは、一緒に食べたり、会話するが、落ち着かない。
美穂は、志帆に、志帆は、お姉ちゃんみたいだし、大事な親友だよ。でも自分に嘘つきたくないと告白することを決断する。
志帆は、そう・・・・頑張ってねきっと美穂なら大丈夫だよと言っていたが、心ではきっと泣いていた。美穂は、志帆は明るく振る舞っているけど、心で泣いているのを知っている、理由は、幼少からの付き合いなのだから、、、お互い性格を知っている。こうして甘く切ない学生生活になった。
放課後、美穂は達也に告白した、達也は、甘い罠にかけたことを後悔した。
返事は、okだが、素直に慣れなかった、
達也は、そっと抱きしめた、桜の花びらがはらりと二人の足元に落ちた。
桜のように儚く甘い恋愛が二人を包み込んだ、桜の木の下で二人は、運命の出逢いを果たした、その時から二人は、付き合う運命だったのかもしれない。
遠くで、ウグイスの声が聞こえたような気がした。二人の交際を祝福するかのように思えた。