お前のことは好きだけどそれがなにか?









お風呂からでてリビングに出ると









蕪木廉は床に座ってテレビを見ていた








どうやらYシャツだけは着替えたらしい








白いTシャツを着ていた








後ろを向きあたしに気づいたようだった








あたしをみて一瞬固まる









「やっぱ女って髪濡れてると色気あるな」








そう言ってそそくさと立ち上がりバスルームに歩いていった








「どういう意味よ」








すれ違うときさりげなく聞いたけど








なにと答えてくれなかった








「あ、茜!」








バスルームから声がした








「なーにー?」








「お前料理できる?

袋の中に食材あるからなんか作っといて!」









そんな声が聞こえてバスルームのドア閉める音がした








ちょっといきなり料理作れって言われても・・・







さっき蕪木廉が持ってきた大きな袋の中をみると







食パンとたくさんの野菜とお肉とカレー粉が入っていた








カレー作れって言ってるようなもんじゃん







あたしは仕方なくカレーを作り始めた







これくらいあれば明日の朝までもつな







城乃内の家にいる前はお母さんの代わりにご飯作ることも結構あったから







腕に自信はあった