お前のことは好きだけどそれがなにか?










中庭に行くとたくさんのカップルが密会をし







そこら中でイチャイチャしていた









その中て1人ベンチに座りオーラを放っていた唐澤昂輝を見つけた









あたしに気づいた唐澤昂輝がこっちこっちと手招きする









あたしは歩いて唐澤昂輝の目の前に立った










「来てあげたんだから写真消してよ」









あたしがそう言うと唐澤昂輝は笑った








「おいおいいきなりそれかよ

まー座れ」









唐澤昂輝はそう言いながらベンチの隣を叩く










あたしは仕方なく座った










「写真消してちょうだい」










あたしは唐澤昂輝の手にあるスマホを見ながら言った









はぁ〜とため息をつきながら唐澤昂輝はだるそうにスマホをいじる









そして写真ホルダからあたしの画像を出した










唐澤昂輝の手が止まる










「ちょっと早く消してよ」










すると唐澤昂輝はニヤっと笑いあたしの顔をみた









「やっぱやめた」










唐澤昂輝はそう言った











「はぁ?意味わかんない!

消してくれるって言ったでしょ?」










イライラするあたし









「どうしても消してほしいなら1つ条件がある」










唐澤昂輝はあたしをじっと見つめた










「なに条件て」










唐澤昂輝は少し黙ってからこう言った










「連絡先教えろよ」










は?










「なんでよ」










唐澤昂輝はうーんと言いながら思いついたようにこう言った









「お前の声が聞きたいときがあるから!」










唐澤昂輝はニコッっと笑った










「意味わかんない」










こいつ絶対ふざけてる










「そんなのどうでもいいから早く消してよ!」










あたしは焦った










「連絡先教えてくれるならいいけど・・・」









唐澤昂輝はもったいぶったように言った










悔しくて黙ってるあたし









「早くしねーと行くぞ

俺もう東京帰るから」







唐澤昂輝はスマホを見ながら言う







「え?」







「明日仕事なの」







唐澤昂輝はそう言ってあたしを見る







「わ、わかったよ!

教えるよ!」







仕方なくあたしは唐澤昂輝に連絡先を教える







そして唐澤昂輝はあの写真を見せてきて


削除のボタンを押した







「じゃ〜な〜」







そう言って唐澤昂輝はロビーに戻って言った







どうしよう







連絡先教えちゃった