「え!?陸と話したの?」
あの後あたしと陸くんは無事伊藤さんを見つけだし
その後の散策を楽しんだ
伊藤さんを悲しませた罪と
あたし達に迷惑をかけた責任として
伊藤さんと強制デートをさせられた唐澤昂輝以外はね
ホテルに戻ったあたしは同じ部屋の玲子に今日のことを話した
「うん
めっちゃいい人だった!」
あたしと陸くんはその後好きな映画やアーティストが一緒という共通点をみつけ
結構仲良くなれた
「確かにいい人だけど
陸って塩じゃない?」
玲子は顔をしかめてそう言う
確かにテンション高いわけでわなかった
どちらかと言うとポーカーフェイス?
そうなことを思っていると
玲子の電話がなった
玲子は画面をみて
不思議な顔して電話に出た
「もしもし、なによ
え?茜に変われ?
何いってんのよ
あーもーわかった」
玲子はため息をつき
「唐澤昂輝があんたと電話したいって」
と言った
なんでよ・・・
仕方なくあたしは電話に出る
「もしもし」
「よー今どこ?」
「部屋だけど」
「中庭来いよ 話そうぜ」
「は?なんであんたと」
「来てくれればあの写真消すのにな〜」
唐澤昂輝は完全に面白がっていた
あたしは電話を切り部屋をでようとする
「ちょ、ちょっと!
どこ行くの?」
玲子はあたしの袖をつかみ言った
「お呼び出しです」
そう言ってあたしは部屋を出て中庭へ向かった
