「はぁ〜」
あたしは深いため息をつき机に突っ伏した
「あんた朝からそんな感じだったよね
ため息つくと幸せ逃げてくぞ〜」
玲子はスマホを見ながら棒読みで話す
「もう逃げてるわ〜」
あたしはそう言って目を閉じた
ったく唐澤昂輝のせいで朝から散々な目にあった
せっかくいいゲーセン教えてもらったのにー!
「俺も混ぜて〜」
隣にお皿が置かれ見上げると唐澤昂輝が立っていた
うわ〜見たくね〜こいつの顔
「やだ」
玲子はすかさず拒否する
「そんな事言わずに〜
俺これから仕事なんだよ
お昼くらい女の子と過ごしたいな?」
唐澤昂輝は笑ってる
みなくても分かる
「いいよね?茜ちゃん?」
唐澤昂輝はわざとらしくあたしの顔を覗き込んだ
いやよ
あたしはそう言おうとしたがこいつがあの写真を持っていることを思い出した
「す、好きにすれば」
あたしは小さな声でそう言った
すると唐澤昂輝が
「やった〜」
といいながら隣に座った
「ちょっと茜!」
玲子はあたしを
なんでよ!?
という目で見てきた
「ご・め・ん」
あたしは口パクでそう言った
