次の日の朝 通学電車の中であたしは色々なことを考えていた 奈那は今、大きなチャンスをつかみ夢へ走り出している すごく嬉しい反面、自分の無力さが虚しかった 作詞家になるという夢をもちながらしていることは授業中に薄っぺらい詩を書いているだけ コンクールに応募してみようと思っても勇気がでない ’あんたのデビュー曲はあたしが作詞するよ!’ そう約束したのにあたしは何一つ踏み出せていなかった