「は!?廉の家に引っ越した!?」
屋上に着いたとたん蕪木廉はいきなり玲子になぜあたしがここに通うことになったのかを話した
玲子はさらに混乱している
「玲子、こいつのことよく見てやってくれないか?」
蕪木廉は渋々玲子にお願いする
「し、しょうがないわね
あんた達がそこまで言うなら
面倒見てやってもいいけど・・・」
玲子は下をみながら恥ずかしそうに言った
「サンキュ
俺1限あるから行くねー」
そう言って蕪木廉はあたし達を置いてエレベーターに乗った
「ちょっとなによそれ!
廉の家っていったら城乃内財閥の家ってことでしょ?
あんた一気に玉の輿ね!」
玲子は興奮気味であたしのことを軽く叩く
「そんなんじゃないよ
居候と同じだし」
「でも、朝転校生らしき人が誰よりも立派な車で学校に来たって噂流れてたわよ
それって茜のことだよね?
扱いは城乃内財閥のお嬢さんじゃん!
ね!どんなところなの!?
世界を相手にする城乃内財閥の家は!」
「まだちょっとしか住んでないからわかんないけどお城みたいだった
部屋用意してくれたんだけど
すっごく広くてびっくりした」
「うわー流石ね
いいなぁ〜羨ましい!
城乃内財閥の家に住めるなんて」
「蕪木廉と一緒に住めての間違いじゃない?」
あたしは皮肉っぽく言った
「違うわよ!」と言ってあたしの肩を思いっきり叩いた
「あたしは翔くん一途よ!」
翔くんというのは前の学校のクラスメイトの織田のこと
実は織田の彼女というのは玲子のことだった
「それにしてもこの学校ほんと立派ね」
あたしは屋上から見渡しながら言った
面積が広すぎる
東京ドーム4個分は余裕であるな
「あたり前でしょ!
城乃内財閥が作った学校なんだから!」
「あたしたち2限目からで同じ授業だからそれまで校舎あんないするわ」
そう言って玲子はあたしの手を引いて連れ出した
