お前のことは好きだけどそれがなにか?











車で20分くらいの所に城乃内学園はあった










城乃内学園は白い大きな壁で覆われていて








中が見えない作りになっていた








警備員が周りに何人も立っている








車は地下に入って行き








受付で審査をしなければならないようだった








運転手さんは慣れたようにカードを見せ








警備員さんはOKのポーズをした








車はそのまま地下をすり抜け地上へ出た








するとそこは大きなロータリーになっていて








城乃内学園の敷地を見渡せるようになっていた








緑に囲まれたその中に真っ白な最新式の大きな美術館のような校舎が光っている








とても学校には見えない








【High school】








と書かれた看板の矢印に従い








車は曲がる








そして真ん中の大きな扉の前で車は停まった








「あの、降りていいんですか?」








あたしは不安そうに運転手さんに聞く








「はい

まず職員室に来るようにと理事長から伝言を預かっております」








「あ、わかりました」








運転手さんは車を降りて後部座席のドアを開ける







あたしはそれに続いて車から降りた








ショッピングモールのような建物が高校生の校舎で







自動ドアの中にあたしは緊張気味に入っていった